こんにちは。関口智恵です。
ノーベル物理学賞を、実用的な青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇 名城大教授、天野浩 名古屋大教授、中村修二 米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授が授与されましたね。
なぜ青色だけが、こんなに注目されているのか不思議ではありませんか?
すでに赤(1962年)・緑色(1968年)のLEDは、開発されていたんです。でもこの2色だけでは、白光をはじめ、あらゆる色光を再現することはできません。光の波長が短い青色を実現するには、高いエネルギーを放出させる半導体が必要なんです。この半導体の製作が難しいらしく、中村教授が窒化ガリウム系に注目し、画期的製法をあみだし安定した半導体が可能になりました。(1990年代)そのおかげで、実用的な青色発光ダイオードが可能になったそうです。
青色の登場で、光の三原色(赤・緑・青)すべてがそろい、白色のLED電球をはじめ、すべての色を再現することが可能になりました。そこからLED快進撃がはじまり、アッという間に市場が拡大しました。今ではスマートフォン、ブルーレイをはじめ、家庭のLED電球だけでなく、歯科、美容整形などの、医療分野、農業、街頭などのあらゆるところで使われています。
また天野先生は、光の研究を医療分野への応用などさまざまな研究テーマに挑んでいらっしゃいます。たとえばガン細胞を殺すレーザーの開発。ガン細胞は普通の細胞よりも紫外線を吸収しやすく、一方で紫外線は青色よりももっと波長が短くエネルギーが高いので、ガン退治に活かせるのではないか、というわけです。すごいですよね。 <参考:http://s-park.wao.ne.jp/archives/279>
日本人3人が「青い光」でノーベル賞受賞されたことが、さらに光と色に注目が集まることでしょう。ノーベル賞ですからね。
日本カラーヒーリング協会のクレド「私たちは、教育と医療現場へカラーヒーリングの定着を促進する」も、さらに実現しやすい状況になりました。
「光と色の有効性」は、占いでも、なーんちゃってスピリチュアルでも、気のせいでもないということは、まぎれもない事実ですから。
これから ますます<医療><教育><カラーマーケティングだけではないメンタルタフネス含むビジネス分野>でも、普及されることでしょう。楽しみですね☆
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