人はなぜ悩むのか。執着と愛について

こんにちは。関口智恵です。

よく「本当に悩みはないんですか?」「なんでいつも頭がスッキリしてるんですか?」ときかれます。 逆に私は知りたかったんですよね。何をそんなにみんなが考えているのか。長年、セミナー参加者やお客様、お友達などと話をしていてわかったことは、日々、みんないろんなことで悩んでいることがわかりました。

 

私は、悩みの根底にある原因は、「愛」だと思っています。

それはあまりにも壮大なテーマになりますが。 なぜ愛かというと・・・ よくあるケースとして恋愛や仕事においても、人への執着があればあるほど、うまくいきません。 異性においても。仕事においても。離したくない気持ちやこだわりが強ければ強いほど、からまわります。(ここでいうこだわりとは、たとえば職人さんのこだわりとは、全く異なります)

では、なぜ執着するのでしょう?

<「執着」とは、一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。「デジタル大辞泉」引用>

期待するから。本当に欲しいからです。

本当に欲しいものに、人は期待し、執着します。

どうでもいいことには、執着しません。

「ランチ何食べる?」みたいなことでは、深くは葛藤しないでしょう。一瞬は悩むかもしれませんが、ながくは続きません。

この執着する根本的な原因が、「愛」があるかどうかだと私は思っています。 (あくまでも個人的な見解です) 仕事においては、愛というのは、自分への愛です。自己信頼感、自己肯定感があるかどうか。

自分を信頼していれば、仕事のオファがきてもこなくても、うまく流れても流れなくても、自分を疑うことはないです。 なぜなら絶対的に自分の未来を信じていると、すべては最適な宇宙の采配によって流れていることがわかるから。表面的なアクシデントや何かで、右往左往しなくなります。それが意味あることで、必要な出来事が起こっていることがわかるから。 就職や転職でもそうです。入りたい企業から断られたとしても、それが自分にとっての流れだと、自分の運命を信頼していれば、執着することは決っしてないでしょう。 でも、それは、自分のことを俯瞰していないと難しいことかもしれません。 また、現時点ではわからないこともたくさんあります。そのときには、みえないけど、数年後にわかることってありますよね。今となったら、あの出来事が運命を変えたみたいなこと。

 

恋愛も同じです。ただ、恋愛は頭で思うほどには、そんなに簡単にはいかないです。

好きになればなるほど、相手の反応に期待してしまいますから。

この期待こそが、くせものです。期待すればするほどに、自分を苦しめます。

相手の反応と自分の期待していた反応とのギャップに、愕然としたりします。 それも執着です。相手への執着が強ければ強いほどに、いちいち悩むでしょう。 たとえばメールの返信が遅いとか。電話がないとか。会いたいのに会えない。なんでわかってくれないだろうとか。 本当にきりがありません。

でも、根底に自分自身への愛と、相手への無償の愛があれば、その期待は手放すことができます。

相手の反応によって、心が揺れることのない愛、それが慈悲らしいです(ダライラマさんいわく) そうはいっても、好きであればあるほど、なかなか難しいですよね。

だけど、相手から好かれることは、相手の心次第で、自分ではどうしようもありません。しかし、自分への愛は、自分で水をやれば、育つものです。

自分の心も身体も愛おしんで。大切にしてください。

そしてもし、それができない場合は、少なくても母親はあなたを産むために死ぬほどの痛みを乗り越えて、生まれてきたのですから。もちろんいろんな事情があり、親のことを嫌いなかたもいらっしゃるかもしれません。そんなかたは、その親(おじいちゃん、おばあちゃん)、そのまた先のご先祖さまが、命をつないでくれた結果、今の自分がいることを考えたら、自分のことや、自分の命を粗末に扱えるはずがないと思うんですよね。 生きるためにいろんなことにたたかってきた時代の先人たちがいて、現在の私たちが在るのですから。

それを含めて、私たちはたくさんの愛に包まれて現在に至っているということを想像できるかどうか。

すると、多少つらいことがあっても、自分の身体や命を粗末にすることは、決してできないです。自分の命は、自分だけの命ではないのですから。 そして、そこに至るまでに、愛がたくさんあることがわかっていれば、自分の運命も自分の人生も信頼できます。

すべてうまくいっていることがわかれば、多少のハプニングや何かがあっても、悩むことはなくなるでしょう。

もちろん私も日々、精進中で、目指すところは「相手の反応によって、心が揺れることのない愛、慈悲」ですね。

それは相手への期待ではなく、自分自身の愛に水をやることで、一歩でも近づけると私は思っています☆